採血や心電図、レントゲン検査、呼吸器検査をおこない、手術が可能か確認させていただきます。手術が決まりましたら、術後に装着する装具などをつくります。
3
手 術
手術時間は90分ほどで、全身麻酔で行います。手術中の出血はほとんどありません。手術後1日ほどは少量の出血があります。手術は片足ずつ行います。一定の期間を空けてから、もう片方の手術を行います。原則として両足同時に手術は行いません。術後の痛みを最小限にし、合併症の危険性を軽減させるためです。また全身麻酔を行うため、当クリニック内にて、1日~3日入院していただきます。
4
手術後
術式によって、普段の生活に気遣う部分が変わってきます。手術前しっかりと説明させていただきます。予定の長さに達したら延長を終了します。その後は定期的に通院していただきます。
5
創外固定(髄内釘)の抜去
ISKD法
- 希望時に抜去を行います。手術後2年以内に再手術をして、両足同時に抜去しますが、手術は60分ほどで終了致します。抜去後は普通に歩行することができます。
デバスチアーニ変法
- 創外固定は延長が終了したら早期に抜去します。髄内釘は体内に残しておいても問題ない素材のものを使用しますが、ご希望がある方は手術から1年〜1年半後に抜去します。この場合は60分ほどの再手術が必要です。ご希望の際は、お手数ですが再度来院をお願いいたします。
テイラー スペーシャル フレーム法
- 十分な骨形成が得られた段階で創外固定を抜去します。時期はレントゲンと歩行状態から判断させていただきます。